ほまれのこたえ→味噌玉があります!
わかります。お鍋で一人分の味噌汁を作ることほど面倒なことはなく。
一人暮らしをしているとなかなか減らないもの第一位はお味噌ではないかと思います。
一汁一菜に「味噌汁」は欠かせませんが、味噌汁をオススメしても「面倒」と言われること、しばしばあります、確かに。
もちろん、一汁一菜で毎回必ず味噌を使わないといけないというルールはありませんが、大豆の発酵食品であり、旨みも多く種類も多様な味噌は上手に活用したいところです。
「朝は忙しい、ちょっとでも寝ていたい」という方は、前日の夕食の際に2食分作って残りを翌朝に食べるのがいちばんラクチンです。
余談ですが、体が変わると毎朝「お腹がすいた!朝ごはん食べたい!」とスパっと起きられます☆
「味噌汁がいいなら、インスタントでもいい?」ともよくご質問いただきます。
お弁当を持参する時、買ってくる時、コンビニなどでインスタント味噌汁も☓ではありません。ただ、塩分が強かったり、何よりコストが割高に……。
そこで、体に優しく美味しい手作り味噌汁をもっと手軽にすべく、オススメの方法を考えました。
味噌玉の作り置き、自家製インスタント味噌汁です。
味噌玉はすごく簡単です。
作り方を下記にまとめてみましたので、よかったら参考にしてみてくださいね。
食べるときは、朝や昼に汁碗かマグカップに入れて熱湯を注ぐだけ。最後には煮干粉も味噌の粒も飲み干します。
その度に、日本人で良かったなぁとしみじみ思う訳で。おかげで味噌も快調に消費できております。
☆簡単すぎる作り方☆
・材料
煮干粉(または粉末だしの中身)
お好みの味噌
お好みの具材(乾燥野菜など)
小さめのラップ
(15cm四方あればOKです)
・作り方
味噌や煮干し粉の分量はお好みで調節してください!
その1 ラップを敷いて味噌を乗せる(分量目安 1人前10g→カレースプーン1杯)
その2 味噌の上に煮干粉を乗せる(分量目安 ティースプーン1杯)
その3 お好みの味噌汁の具材を乗せラップをねじって締める。
最近はワカメ・葱・麩などがひとまとめになった「味噌汁の具」という商品まで市販されており、さらにお手軽です。
ちなみに、とがった乾燥具材でラップが破れる場合もあるので、熟練者は味噌と乾燥具材を混ぜて一日寝かせ、しんなりさせるんだそうです。お見事。
電子レンジがある環境なら、ゆで野菜を別に持参して、温かい具だくさん味噌汁も手軽に作れますよ♪
その4 冷蔵庫で保存します。乾燥具材であれば日持ちしますし冷凍もできますが、冷蔵で1週間を目処に使いきりましょう。
お弁当用などで持ち運ぶ時は、ラップを二重にすると万全。
ソースを持ち運べる便利な小さな密閉容器もあります。ジャムなどの空き瓶も活用できます。
最近は「みそまる」という可愛らしい味噌玉を作られる方がいて、ますます楽しそうです♪
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管理栄養士/健康食育シニアマスター
ほまれ代表 國枝 加誉(くにえだ かよ)
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